オンライン被ばく学習会 「放射能付きPCB 室蘭市への移動・処理を考える」

オンライン被ばく学習会 間違いだらけの環境省 そのまま従う地方自治
放射能付きPCB 室蘭市への移動・処理を考える」
2月22日(火)午後7時~10時
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第一部 大倉幸子さん(共同代表)
 「ウォッチャーズの設立と放射能付きPCB問題の経過報告」

大倉幸子さんについて
原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会・共同代表。
10年前に京都から北海道伊達市に移住。
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<室蘭市について>
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室蘭市は北海道で唯一、米軍の艦砲射撃を受けています。
戦前は日本製鉄、日本製鋼所があったので集中砲火されました。

<室蘭港>
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室蘭港には、日鋼、日鉄があり、2大城下町となっています。
(日鋼は現在、日鋼M&Eと社名が変わっています)

<「国策軍需産業のまち」と市民たち>
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歴史的な徴用工問題もあります。
戦争中、1852人の中国人が強制労働させられました。

<「室蘭市について」まとめ>
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戦前は、日本製鉄、日本製鋼所は兵器製造をしていました。
戦後、高度成長期まで室蘭市は鉄鋼産業の町で、原子炉圧力容器、蒸気発生器など原発向け鉄鋼製品を作っていました。
1970年以降は鉄冷えにより鉄鋼業は衰退し、人口が減少しました。
日光は風力発電機産業に参入しましたが、撤退しました。

<室蘭市の人口>
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鉄鋼業、原発関連産業の衰退により、PCB廃棄処理施設誘致をしました。
そして、今、放射能ゴミ搬入・処理へ進もうとしています。

<環境産業というが・・・>
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中央部には、「世界のエネルギー需要を支える大型鋳鍛鋼(ちゅうたんこう)品を製造」と書かれています。
室蘭市のHPには、環境産業と言いながら鋳鍛鋼を堂々と載せているのです。

<そして、放射能ゴミがやってきた!>

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東海廃炉原発から60トン搬入し、処理後は軽くなりました。
軽くなった分、放射能を放出しました。
日鋼は、「他の金属スクラップと同じ扱いにする」と明言しました。
放射能ごみを他の金属スクラップと同じ扱いをするのは、まずいのではと考え、
2018年廃炉金属ウォッチャーズが発足しました。
そして、2021年福島汚染地域内のPCB廃棄物の室蘭市JESCO搬入・処理計画が市民に知らされました。
ウォッチャーズが「放射能付き」持込み計画への反対運動に取り組むことになりました。
注意して頂きたいのは従来のPCB処理にまで反対しているのではなく、
運動の課題は放射能ということです。
手探りで始めました。

<経過 その1>
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2019年3月 環境省は福島PCBの搬入・処理計画。
ところが、室蘭市は2021年3月まで黙っていました。
3月24日PCB 監視円卓会議のあと市議会民生委員会に提示しました。
テレビや新聞などでも報道されました。
私たちが一番問題にしたことは、
①議論の場を設けること
②被ばく・環境汚染
です。
コロナで動きがとれませんが、やれることはやりました。
腹立たしいのは、順番が違うということです。
室蘭市はまず、住民と話し合って、そのうえで室蘭市が決定するのが筋です。

4月から反対運動を開始し、4月22日に声明文を発表しました。
①市長と市民の議論の場設定の要求
②納車能ゴミによる被ばく・環境汚染
です。

その後、4月28日に市長は「受け入れに前向きということはない」と発言をします。
5月30日に室蘭市は、「私たちが受け入れを決定するわけではない」と発言。
確かに正式な決定権は北海道にあります。
ところが、北海道は室蘭市が決定したことをなぞるだけなのです。

5月には学習会し、反対署名を集めました。
その時点では「止めよう」という考えでやっていました。
「受け入れないという選択肢はあるのか」と市民への説明を環境省・国に求めました。
ところが、ゼロ回答。
対話の場についてもゼロ回答。

コロナで8月の説明会が延期になり、その間に反対者を増やしました。
8月下旬から9月 パブコメも反対意見を多数寄せられていました。

<経過 その2>
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9月22日に延長協力要請がありました。
要請=命令と私たちは捉えています。
民主主義の問題ということで、室蘭憲法ネットも運動に加わるようになりました。

11月3日、市長は住民との対話設定方針を表明しました。
11月の説明で、「放射性汚染物質汚染対処特措法」適用が出てきました。
そのため、11月10日には、反対声明を出しました。
11月11日、12日には福島現地視察がありましたが、
放射能の専門家はおらず、廃棄物の専門家の説明を受けただけでした。

ところが、12月10日、市長は受け入れを表明します。
14日には、鈴木北海道知事も受け入れを表明しました。
そのため、14日、15日には抗議文を作成、21日には提出しました。
団体・個人合わせて68連名でした。
12月20日には、北海道に開示請求をしました。

1月7日には「専門家」の意見等を問う質問書を室蘭市に提出。
12日には、2回目の開示請求を行いました。
やっと1月26日に公開されることになりました。

2月7日に 監視円卓会議が行われ、2月18日に市から公開されました。
それでも、「いつから受け入れる」とか大事なことはなにも分かりません。
政府は(住民説明の前に)まず、大事なことを円卓会議に出すようです。

<抗議文>
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抗議文は、「従来の処置と変わらない」という市長の受け入れ表明に抗議したものでした。

<地方自治ってなんだ?>
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この問題で見えたことは、地方自治が無い、ということです。
あったものが崩壊してしまったのか、そもそもない状態だったのか。
地方自治は機能していません。



第二部 柳田美智子さん(事務局長)
 「放射能付きPCBの室蘭搬入処理の何が問題か」

柳田さんについて
高校までは室蘭市民。
大阪、奈良に30年暮らし、8年前に北海道伊達市に戻られました。
奈良では、東日本大震災後に出来た脱被ばく・脱原発のための「奈良ママの会」で活動されていました。
震災瓦礫の受け入れ反動運動も行いました。

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<NHKローカルニュース>
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昨年12月10日NHKローカルニュースで、原子力市民委員会の声明が報道されました。
報道は2分半ほど。
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環境省 福島県内「汚染廃棄物対策地域」で発生したPCB廃棄物を、
室蘭市にある施設で処理する計画を発表しました。
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室蘭市も今月10日に受け入れを表明しました。
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市民団体「原子力市民委員会」は、
「国が設定した基準を福島県内の対策地域からあ疋物を持ちだす際に適用するのは、
拙速に進めるべきでない」と声明を発表しました。
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「原子力市民委員会」は、「室蘭市がPCB処理事業を受け入れた際、
(福島の放射能付きPCB処理は)想定されていなかった」と説明しました。
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信州大学の茅野恒秀准教授は、
「少なくともさまざまな法的な矛盾をクリアしたうえで進めるべきではないか」
と言っています。
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環境省は3月に計画を明らかにし、(その後)室蘭市内で3回の住民説明会を行いました。
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室蘭市は、(放射能付きPCBの)受け入れの理由として、
「住民理解が一定程度深まった」
「被ばくの影響はない」
と述べています。
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室蘭市は、
「研究活動に影響が出るおそれ」があるため、
意見を聴いた専門家を明らかにしませんでした。

<問題点1.法的に矛盾、根拠もない>
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核ごみに詳しい札幌の弁護士 山本行雄さんは、
「特措法とは、法の例外的な扱いを意味するものだが、
室蘭の問題は、『PCB特措法』『ダイオキシン類対策特別措置法』『放射性物質汚染対策特措法』
3つの特措法を一度に適用しようとするもので、これは法の乱用にあたる」
と教えてくださいました。

<問題点2.放射性物質の付着は想定外>
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PCB施設の室蘭受け入れが決定した時、放射能の付着は想定されていません。
新しい問題が起きたときには、再度協定を見直す旨が、北海道・室蘭市・JESCOの三者で結んだ協定書に書かれています。
ちゃんと署名もされています。
2021年の5月の北海道議会では、真下紀子議員が、「新たに出た問題と捉えていいですか?」と質問した際、
中尾環境保全担当課長が、「新たな問題と認識しています」と答弁しています。

<問題点3.「放射性物質による影響がない」はあいまいなことば!」>
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にも関わらず環境省は、
放射能は少しついているが、影響がないものを持ってくるので、従来の延長である。
と暴言を吐きました。

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放射性物質による影響がないとはどういうことでしょうか?
対策地域内高濃度PCB廃棄物処理の概要では、放射性物質による影響がないことを
「表面汚染密度4Bq/㎤以下であること」としています。
そもそも「放射性物質による影響がない」という用語はありません。

<①4Bq/㎤問題を考える>
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Bq/㎤問題は、
「自由に持ち出してどこでも持ち込むことができ、処理も自由に行えるもの」といいますが、
こんなことを言っていいのでしょうか?
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国立保健医療科学院の生活環境研究部のHPにあるQ&Aでは、
「管理区域の持ち出し基準は、また持って帰るという想定です。
廃棄することは出来ません。」
はっきり書かれています。
環境省のやろうとすることは、ただただ、あきれます。

<②「自主的」だと何が問題か>
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環境省は「法令にはないが自主的に決めた」と「持ち出し基準」を使います。
自主的だと何が問題なのでしょうか?
自主的に決めたものは、自主的に変更したり撤回できるのです。
あいまいな基準で処理することは、環境省に処理基準の自由を与えることになります。
そんな勝手を許すわけにはいきません。

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4Bq問題の根拠として「放射性同位元素等の規制に関する法律施行規則」を示しています。
ところが、同じ文書中で、下から3行目では、
「放射性同位元素等の規則に関する法律施行規則」は適用されない
と書いてあります。
これは矛盾しています。

<③「影響のないものを選んで処理」何かへん!?>
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環境省は「高濃度PCBは室蘭でしか処理できないので、影響のないものを選んで処理したい」という。
何かへん!?
影響がないということは、福島に残ったPCBはどうなるのか?
たぶん、トラック3台分(今回の搬入)では終わらない。

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これまでのコンデンサー・安定器は4Bq/㎤を十分下回っていた。
しかし、保管数量は1292台です。
つまり、4分の1しか測定していない。
残りの975台の汚染については何も言わない。
実は、環境省は4Bq/㎤以上に汚染されたPCB廃棄物が存在することを暗に認めているらしい。

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さらに東京電力の事故原発敷地内には、高濃度に放射濃度汚染されたPCB廃棄物がある。
それらはどのように処理するのか。
今回のPCB廃棄物を受け入れたとしても
「放射能付きPCB廃棄物処理の問題」は全く解決しません。

<④室蘭でのPCB処理は、環境省からどのように扱われてきたのか?>
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室蘭でのなし崩し的PCB受け入れ
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(1)2002年、環境省からの当初提案は、北海道内のみのPCB廃棄物を処理する、となっていた。
(2)受け入れ決定直後、環境省は東北15県のPCB処理もお願いしたいと処理範囲を拡大してきた。
 後日、各県の文書から、環境省は「最初から東北15県のPCB処理を室蘭で行うつもりだった」ことが明らかになった。
 はじめから「欺く意図」があった。
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(3)2011年11月、北海道知事はJESCOにプラズマ溶解炉の設置を許可。
(4)2013年9月操業
(5)2013年10月、首都圏の安定器等4000トンの処理を要請(だまし討ち2回目)
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室蘭市民は環境省に二度騙された。
(6)2014年12月 JESCOは中間貯蔵・環境安全事業株式会社となり、
福島の放射性廃棄物処理も担当することになった。
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次に環境省はそれ以上の汚染物質も処理可能だと言うのでは?
そもそも放射性物質は、拡散させず封じ込めるのが鉄則です。
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北海道新聞のシリーズ評論「核のごみどこへ」でもそれが掲載されました。

<⑤放射性物質汚染対処特措法の適用でどうなる?>
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★クリアランス基準の80倍の汚染濃度の放射性廃棄物を通常のゴミとして受け入れさせられる。
★年間追加被ばく限度が1ミリSvまで管理される。(これもクリアランス基準の100倍)
★この値は「原発の敷地境界における一般公衆の被爆限度」に等しい。
★原子力市民委員会 茅野恒秀さん
「問題の本質は、4Bq/㎤で「安全」を打ち出しておきながら、
処理に伴う周辺住民の年間追加被ばく線量はあくまで1ミリSvとし、
特措法の自己矛盾を露呈しながら手続きをごり押ししているところにあると、みております。」

<⑥間違いだらけの環境省!>

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残渣は環境省が引き取ると言っていますが、福島で表面を拭いたり、ブラインダーで削るのは労働者です。
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東京電力の敷地で処理するのが良い。
なぜしないのか?
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恐れるのは、室蘭が前例になって、全国で広域処理されることです。



第三部 マシオン恵美香さん(会員)
 「この先の懸念について」

マシオン恵美香さんについて
原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会の賛同者&会員
ベクレルフリー北海道 代表 
核ゴミ問題研究会
泊原発の廃炉をめざす会 核ごみ問題担当世話人
脱原発をめざす北電株主の会 代表
釧路在住の画家

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①政府との会合報告
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2021年11月24日の検討委員会
(令和3年度第一回ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業検討委員会)
議長が「違法状態ではないか」と念押しの確認発言。
YouTubeの配信を見ましたが、すぐに見られなくなりました。
(質疑応答が終わった後、静止画30枚を見る)
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2021年12月13日 参議院会館
「第11回核ゴミに関する政府との会合」
環境省に対するヒヤリング
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JESCO高濃度PCB廃棄物処理施設に関する質問と回答
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①Q:処理機関終了間近になぜ問題が提起されたのか?
 A:環境省にお尋ね頂きたい
②Q:三者による協議を行わないのはなぜか?
 A:お答えできる状況にはありません
③放射性物質が環境中漏洩する・活性炭問題解決まで施設は中止すべきでは?
 A:協定値を超えるようなことは一切発生しておりません。
  当該モニタリング結果については「北海道PCB廃棄物処理事業監視円卓会議」において説明し、公表しております。

政府との会合・環境省との交渉
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・検討委員会の資料公開期間が短すぎる。→今度からは見直す。
・設備機器の交換時期を早めるべきではないか。
 備品の損傷事故では、経年劣化10年の補償に対し、12年経過していました。
・放射線測定と研磨による労働者の被ばく・環境への拡散の可能性。
 →基準値を守る。
伝えないよりは、伝えた方が良い。

②北海道沿岸線地域 廃棄物受け入れ事業の追跡
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わが街釧路廃棄物に関する動き
2011年 福島県の指定廃棄物を含む受け入れ打診に対し、
高橋はるみ北海道知事は「北海道条例がある」と言及しました。
9月には市長も知事の姿勢を支持する発言をしました。
2012年6月
苫小牧市徴が受け入れを表明しました。
が、知事発言を受け、その後撤回しました。

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釧路港統計年報
中身を目視する人がいない。
地方自治体は点検行使する権限がない。
「いつまでに、どこへ、どの程度」は分からない
預かり事業の先をトレースできない。
事業の書類会議記録が不存在という回答でした。
ところが、不存在を証明する書類は20数ページありました。
文書の根拠を遺さない北海道振興局担当部署課。

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平成27年釧路市議会は意見書を全会一致で採択しました。
いかなる区分の核ゴミ関連施設も受け入れないことを決議しました。
「原子力負の遺産」北海道新聞発行(2013)
東北海道は雪が少ない。
そのため、船の着岸が可能。

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東北海道が地震が起きないわけではない。
火山があり、資源があり、人口も多い釧路市が候補になることは考えづらい。
日本大学の高橋正樹教授が「比較的安定している」と地図を指さしたのが原因。
2015年11月3日 NUMO主催 深地層処分に関するシンポジウムが釧路で開かれました。
道庁所在地でもないのに突如として開催されたことに抗議する釧路市民。

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市長は「名前が挙がるだけでも迷惑」と発言しました。

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厄介ごとが北海道に持ち込まれる。
次世代へ、都会から田舎へ。

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青栄丸 低レベル放射性廃棄物運搬船
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4艘のうち、3艘が室蘭港に。
積載重量は3000トン。

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③廃棄物関連法の併用・乱用
 北海道における放射性複合汚染物 公害問題
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クリアランスレベルであろうと、北海道沿岸地域自治体にとって深刻な前例になり得る。
3つの特措法を併用する暴挙は許せません。

④住民権の侵害
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地方自治における住民権・条例の軽視。
北海道は条例をかかげています。
国が原子力のみならず廃棄物関連法を乱用・併用しています。

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つい数日前、2月19日の北海道新聞です。
核ゴミ処分研究を国内外8機関でプロジェクトするという報道がされました。
幌延の基盤研究はとっくに終わっているはずです。

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他の国を誘った国際研究。
これで北海道は一層厄介ごとの拒否が困難になりました。
三者協定違反ではないのか?
とても心配しています。


チャットより情報

「制定しよう 放射能汚染防止法 総理! 逃げた後はどうなりますか」
山本 行雄 著

JESCOはもともと全国のPCB処理をする国策会社だったが、福島では中間貯蔵施設。

JESCO 中間貯蔵・環境安全事業株式会社
英語: JAPAN ENVIRONMENTAL STORAGE & SAFETY CORPORATION、略称:JESCO)は、日本環境安全事業株式会社法(現・中間貯蔵・環境安全事業株式会社法)によって設立された日本の特殊会社。環境省が所管する。

2014年12月24日、日本環境安全事業株式会社法の一部を改正する法律(平成26年法律第120号)が施行され、関係政省令を整備し、法律名が「中間貯蔵・環境安全事業株式会社法」に、会社名が「日本環境安全事業株式会社」から「中間貯蔵・環境安全事業株式会社」に変更されるとともに、同社の業務に、国等の委託を受けて行う中間貯蔵に係る事業が追加等された。

日鋼と日鉄は戦前、合併したり分離したりしています。戦後はGHQによって一旦解体され、その後復活し、分社などが行われています。

JESCOは中間貯蔵施設の管理運営輸送をやってますね。
2045年には中間貯蔵施設の放射能は福島県外へ運び出すというのもJESCO法で決まってますね。

PCBを受け入れたお金で昨年末に立派な科学館と図書館ができました。
名前は「環境科学館」です。市民はその名前の由来を知らず、喜んでいます。

PCB受け入れによって,室蘭市はどんな財政的なメリットを得ているのでしょう?
原子力市民委員会
「声明:対策地域内廃棄物に含まれる高濃度PCB廃棄物の処理は拙速に進めるべきではない」
を発表しました


(PCB使用安定器)
家庭用蛍光灯にもついている装置のようですね。
主にオフィス、教室用等とありました。


室蘭市の福島PCBのページはこちらです。


質疑応答(一部)
(安定器のPCB除去は)放熱のために波板になっているものもあり、全部取り切れるわけではない。
外側の容器が汚染されている。
アスファルトがあることでプラズマ溶解炉になった。


<感想>
室蘭は危険が迫っているわけですが、これは他人事ではないと感じました。
北海道はおろか、日本全体で広げてはダメなはずの放射性廃棄物を拡散しています。
震災以後は黒いビニールの塊を見るたびに、(もしかしたら)と不安に感じています。
そして、核ゴミだけの問題でなく、法を無視した上から下への命令。
国会すら通されず、閣議決定で大事なことが決まっていきます。
憲法、人権無視の辛い時代になってしまいました。
出来ることを淡々とやるしかないと思っています。

<ぐだぐだ>
私の住んでいるところに〇〇製紙があります。
平成25年3月下旬から4月上旬にかけて、のどの痛みと強い倦怠感で一日中寝ていた時期がありました。
(私はもともと白血球数が少ないのです)
そんな折、北海道の〇〇製紙が福島のごみを燃焼しているというニュースが出ました。
そのため、地元の〇〇製紙に「福島のごみを燃やしているかどうか」問い合わせました。

「ボイラーで燃料としてPRFを燃やしているが福島からの受け入れはしていない」
「愛知県内の廃プラや紙ごみです」との回答でした。
「体調が悪いが大丈夫ですか?」と尋ねると「県と市から検査を受けているので大丈夫です」と返答がありました。

市の環境課にメールで問い合わせると、「工場と協定を結んで数字を頂いています」とのことでした。

その後放射線量測定器を購入し、随時計測するようになりました。
9月に入ると再び体調が悪化し、放射線量を計測すると、
放射線量が0.10μSv/hを超す回数が多くなり、0.23μSv/hを超すことも度々あるようになりました。
(とはいっても、大部分の時間は平均すると0.05μSv/hですので、平均すると0.06μSv/hぐらいにしかなりません。)
その都度、市に写真を送りましたが、何の返信もありません。
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放射線量がかなり高い時には、内容証明郵便を送りましたが、なしのつぶてでした。

そのため、問題提起のために少額訴訟を起こしました。
簡易裁判所では、「間違いないなく負けますよ」と言われましたが、「それでも問題提起をしたい」と言うと、受理してくれました。
裁判では県の職員が10名ほど参加し、関心の深さに驚きました。
(当然のごとく、負けましたが。地裁への提訴を勧められましたが、心理負担が大きいので止めました。)

その時、感じたのは、国が滅茶苦茶を指示したとしたとしても、実行する職員は普通の心を持った人間であるという事でした。
どうしようもないことも多く、質疑応答での手詰まり感も私も感じています。
それでも、まともな人も少しは要るのだとそういう気持ちでブログを綴ろうと思います。



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この記事へのコメント

2022年02月28日 16:41
初めまして!原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会の柳田と申します。この度は、オンライン講演会を視聴いただき、また「人生万事塞翁が馬」さまのHPで詳しく紹介いただきましてありがとうございます。こちらに掲載されたことは、放射線被ばくを学ぶ会の温品さまから教えていただきました。また、私たちの会のHPから、こちらにリンクをさせていただきました。左側のリンクリストと本文にも。問題があればその旨おっしゃってください。今後ともよろしくお願いいたします。
Kawara Nadesiko
2022年03月01日 22:40
柳田美智子さま
拙いブログを見てくださったとのこと、ありがとうございます。
リンクは有難いです。