災害ボランティア 愛・知・人イベント講演会「災害ボランティア」って何?一緒に考えてみませんか?

災害ボランティア 愛・知・人の
~「災害ボランティア」って何?一緒に考えてみませんか?~
1月16日9時半~11:30 zoomでの開催です。

1.ボランティア団体「九州・仁」中村さんの講演

最初はボランティア団体「九州・仁」の中村さんです。
中村さんは熊本豪雨の際、芦北町でのボランティア活動をされました。
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今まで災害が起こらなかった地域です。
災害が起こり得ないことで起こりました。

2016年熊本益城町で愛・知・人さんとの出会いがありました。

芦北ではボランティアセンターの設置が遅れていました。
受け入れの遅れには、コロナによる影響もありました。
コロナのためボランティアの県外受け入れが不可となったためです。

<親戚宅の支援>
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まず、親せき宅の支援から始めました。
畳を外して、板に番号を書きます。
板を外して洗うためです。
壁の断熱材も外します。
それは水を吸って断熱材が腐るためです。

<クーラーやエコキュートは直る>

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水に浸かったクーラーやエコキュートはもう使えないと思いがちですが、
修理すればほとんどが使えます。

<家財道具搬出>
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品数の多い商店です。奥は20m近くまであります。
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<床下汚泥汲み上げ>
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<乾燥作業>
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水分を取り除いたあと、ひたすら乾燥します。

<支援物資拠点>
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下は子供用品
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<宿泊ベース>
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隣では、まだ作業が続けられていました。

<支援物資提供>
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<支援物資拠点&倉庫 引っ越し>
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<除菌・抗菌作業>
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<台風対策>
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台風が近づいているので、ブルーシートを貼ったりします。

<雨漏り修繕>
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<心身ケア>
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<ボランティア活動で感じたこと>
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〇何から手をつけていいのかわからない。
〇業者が修理すれば使える新しいエコキュートやクーラーを引き取っていき、
 古いものは引き取られず残されていく。
コロナ禍、県外ボランティアだけでなく、県内ボランティアも集まりにくい
〇SNSなど遠隔技術によるボランティアもある。
〇ボランティア団体がすぐに対応できる仕組みがあるといい。

<現状は二極化>
手が入っている家と、手つかずの家財すらはいったままの家がある。
住んでいないけれど実家は芦北にある場合など。
→週末に通うので寝泊りする部屋が欲しい。


2.ボランティアコーディネーター 青山さんの講演
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<岸和田について>
大阪にあり、岸和田城・だんじり祭りが有名です。
9月はじまりのカレンダーというものがあります。
(お祭り中心の街なので)
トップダウンの動員型組織です。
50年住んでいてもよそ者のこともあります。
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<ボランティアコーディネーターとは>
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「イコールパートナー」とは、上下関係や、やってもらう・やってあげるの関係ではなく、
一緒になって行動するパートナーという意味です。
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<被災者支援で痛感したこと>
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SNSでは間違った情報も流れていました。
間違っているよと自分のところに連絡が入ります。
議員さんが間違っている場合もありました。

<災害対策本部が設置されない>
今回は1軒1軒の被害は深刻でしたが、規模が小さかったため、
災害対策本部が設置されませんでした。
10軒の被害がありましたが、マニュアルが存在しないので、
行政は連絡調整などまったく分からない状態に陥りました。
全ての情報は青山さんのところに入ってきたそうです。

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平成30年の地震は震度3で、普通の人なら大丈夫だと思われました。
ところが高齢者など不安に感じていた人も存在しました。
号令がないと動けないのは怖いと感じました。

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<市役所も電話がつながらない>
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<災害ボランティアセンターとしてやる?やらない>
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災害ボランティアセンターをやるかどうかが問題となりました。
もちろん、組織としてのボランティアセンターはありますが、
看板を上げての活動をするかどうかということです。

<地域組織からはニーズが上がらない>
トップダウンの悪影響。
町内会に入っていない人までは見ていない。

<ボランティアセンターの電話は翌日から鳴り始めた>
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地域組織からはニーズが上がらないのに、なぜ電話が鳴り始めたのかといえば、
町内会に入っていない人などが助けを求めて、市役所に電話したからです。
市役所では個人・個人への対応ができないのでボランティアセンターを紹介しました。
そのため、ボランティアセンターに電話がかけられるようになったのです。

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電話を受ける人は1日中助けを求める人の声を聞き続けます。
そのため、ストレスも大変なものでした。

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市役所がブルーシートを配布したのですが、希望者は倍以上いました。

<災害ボランティアセンター設置>
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手作り感あふれるスタートとなりました。


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<最も多い屋根上のニーズ。受ける?受けない?>
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<屋根上のニーズがあるところは屋根下にもニーズがある>
屋根に問題があると、屋根の下でも問題が発生しています。
雨漏りのために、洗面器がいくつか置いてあって、
水が溜まると、捨てに行かなければなりません。

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<その後の取り組み>
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災害時の支援者を決める。
災害があった時の安否確認だけで良いからと、声掛けの支援者を決める。

<防災キャンプ>

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<オンラインのコミュニティーづくり>
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オンラインで効率化しておくことで、繋がれない人に時間を割けるようになる。

<マニュアルは有効だったか?>
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誰かが作ったマニュアルは意味がない。
自分たちで話し合う過程にいみがある。

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意外にもいろいろな組織の連携が有効でした。
災害とは無関係な組織とのつながりも役に立ちました。



<感想>
被災地での空気感が伝わってきました。

私も東海豪雨で2m水没した小学校に避難した経験がありますが、
被災するまでは、災害が他人事でしかなかったとその時、痛感しました。

ボランティア団体が活動できるようになるまでにもご苦労があるとは、意外でした。
ボランティアセンターが稼働できるようになるまでに、行政と喧々諤々の交渉が必要になるなんて…。
受け入れ態勢が即座に整えられるような仕組みが必要だと思います。




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