ヤマザキマザック美術館所蔵品展2 <アール・ヌーヴォー>

5階から4階へ。
18世紀から20世紀までのフランス美術300年を旅したあとは、
アール・ヌーヴォーの家具がゆったりとした空間へ導かれました。

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「食堂用家具」ポール・アレクサンドル・デュマ(1902頃)
  正面奥にあるマントルピース(下部)・鏡(上部)
  左手前の大理石付きチェスト

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「シャンデリア」ドーム(1905頃)

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「書斎机」ルイ・マジョレル(1910頃)

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「飾り棚」ルイ・マジョレル(1900~05年頃)

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「衝立」ジャック・グルベール(1900-03)

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見事な透かし彫りと寄席木細工。
日本の伝統工芸とフランス美術が融合したように感じました。


「飾り棚」ルイ・マジョレル(1904-05)

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鯉が涼しそうです。

「オルゴール」ポリフォン社製(1900頃)
「居間用家具」ルイ・マジョレル(1900頃) 
  椅子
  飾り棚付き長椅子

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「ケシ文ランプ」ティファニー(1900~10)

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「花形ランプ」ドーム(1903頃)

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「蜻蛉文ランプ」ティファニー(1900-10)

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「朝顔文ランプ」エミール・ガレ(1904頃)

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「風景文ランプ」ドーム(1910頃) ↓

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「箪笥」エミール・ガレ(1900頃)↑
上部は鳥、下部は松が描かれ、贅沢な品ですね。


「寝室用家具」ルイ・マジョレル(1905頃)ベッド
「寝室用家具」ルイ・マジョレル(1900頃)左側の鏡・棚付き箪笥

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「トンボのテーブル」エミール・ガレ(1897年考案のモデル)

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脚がトンボです。


「獅子型植込鉢」エミール・ガレ(1880年代)

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獅子ではなく子犬に見えます。


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これくらいなら、置けるかも⁉ 冗談です。


「薔薇文花器」ドーム(1910頃) 左
「雪割草文花器」ドーム(1905頃) 右

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「草花文花器」ドーム(1920~25)

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「葡萄文花器」ドーム(1920頃)

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「葡萄文水差」エミール・ガレ(1900頃)

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「アイリス文花器」エミール・ガレ(1900頃)

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「蘭文花器」エミール・ガレ(1900頃)

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「アザミ文花器」エミール・ガレ(1890年代)

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ペン皿「緑色の善良な小市民」エミール・ガレ(1900)

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右側にいるカエルが左の虫を狙っています。
気に入った作品の一つです。
同じ作品を角度を変えて写してみました。
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この作品は、エミール・ガレの1900年パリ万博出品作です。
ガレの中でも、ユニークなこの「ペン皿」のような作品は非常に珍しく、本作の存在自体、これまでほとんど知られていませんでした。
 水草に這い上がってきたカエルは、葉の向こう側にいる「獲物の赤虫」に気づき、ハッと息を呑んだように動きを止めています。
 それに気がつかない赤虫は、大きな口を必死にひらいて、葉をもりもりと貪り食べています。
なんともいえないこの「漫画の一コマ」のような情景は、日本の「北斎漫画」の影響を連想させます。
江戸時代の北斎漫画は、開国後、日本の主要な輸出品目となった磁器の包装紙として使われていたものが広まったもので、
当時、ヨーロッパで「ジャポニズム」が圧倒的広がりを持って浸透していく「最初のきっかけ」を作ったと言われています。



「菫文花器」エミール・ガレ (1889)

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この作品は高さ10cmほどですが、評価の高いものらしいです。


「モクレン文鉢」エミール・ガレ(1806~1900)

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モクレンの花が透明な鉢に入り込んで、金魚のように泳いでいるような感覚になりました。
今回の常設展のお気に入りの作品の一つです。


「蜻蛉文脚付杯」エミール・ガレ(1904)

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拡大

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「蝶にカラスムギ文花器」エミール・ガレ(1890年代)

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「クリダリア文花器」エミール・ガレ(1904~05)

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逆側からの写真です。


「松文花器エミール・ガレ」(1902~4)

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「オダマキ文花器」エミール・ガレ(1898~1900)

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口が花のようで、足もまた花弁のように感じました。


「蘭文花器」エミール・ガレ(1900頃)

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「藤文花器」エミール・ガレ(1898~1900)

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エミール・ガレは1904年9月23日、58歳で白血病により逝去しました。

「シェシア帽を被った女」マリー ローランサン(1938)

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部屋(寝室)の片隅にさりげなく、飾られていました。


今回の所蔵品展は、企画展こそありませんでしたが、
スター作品が一堂に会した内容の濃い展覧会でした。









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