「感染症と生体防御」放送大学

明日から4月。
4月から始まる番組で、お勧めしたいのが放送大学
「感染症と生体防御(’18)」です。

放送時間 日曜日・23:15~0:00
視聴方法 
①BSラジオ531ch(音声のみ)
②radiko

BSラジオはテレビで聴く音声放送です。
画面は番組名が静止画で表示されます。
録音したい人に向いていますね。

つい最近知ったのですが、radikoはタイムフリーがあり便利です。
番組にもよりますが最長で1週間まで聞ける番組もあるみたいです。

放送大学は良く知らない人からは「NHKですか?」と言われますが、
違います。
政府がやっている通信大学です。
そのため、放送の視聴は無料です。

<経緯>
私は免疫力が弱く、高血圧などの疾患も抱えています。
そのため、今回のコロナ騒動では少なからず、心配をしました。
テレビでも新型コロナウイルスの情報は手に入ります。
ところが、一般の感染症とのバランスが今一歩よくわかりませんでした。

いつもなら、聴講に行っている地元大学の図書館にウイルスの本を借りに行くところです。
ところが、大学図書館のみならず、市立図書館まで閉鎖。
貧乏人の私には高い専門書を買うゆとりはありません。
知恵を巡らせた結果、放送大学に感染症の科目があるのを思い出しました。
これなら無料。私は放送大学生なので、インターネットで見る(聞く)ことが出来ます。

そんなわけで、3日間ほどで、15回分を流して聴いてみました。

<内容>
私が関心をもった内容の一部です。

①飛沫感染と空気感染
 飛沫感染は、飛沫が長時間空気中に漂っている
 この形式の感染は通常のマスクや接触感染を防ぐ手洗いにより防ぐことができる
 空気感染は飛沫の水分が乾燥した状態でも感染力を保つ。
 主なものに結核がある。

②エンベロープウイルスと裸のウイルス
 ウイルスにはエンベロープ(被膜)を持つものと持たないものがある。
 被膜を持つウイルスを「エンベロープウイルス」という。
 ヘルペスウイルスや麻疹ウイルス、コロナウイルスがそうである。
 特徴は、被膜がリン脂質の二重膜からなるため、
 クロロホルムやエタノールなどの有機培養によって感染性を消失させることができる。
 一方、エンベロープを持たないものを「裸のウイルス」という。
 これらのウイルスは、より厳しい環境に強く、消毒も困難である。

<感想>
呼吸器感染症も様々なウイルスや細菌が原因となっていることも知りました。
いろいろな感染症の特徴を中にはDJのような調子で話してくださる先生もあって、
興味深かったです。
何より、恐れるべき感染症が新型コロナウイルスだけではなく、
もっと怖い感染症がたくさんあるということを再確認できたことも有意義でした。
「正しく恐れる」ことに少しだけ近づけたように感じました。

<備考>
テキストは3000円で購入できます。
但し2004年版の中古本は安い(アマゾンで350円~)ですが、
①構成が大きく変わっている
②免疫の記述が古い
そのため、お勧めしません。
新興ウイルス感染症は、エボラ出血熱、エパウイルス脳炎、ウェストナイル脳炎、SARSの記載がありますので、
感染症の病名と症状を知りたい方にはいいかもしれません。

☆勉強の機会ととらえて、「正しく恐れる」ことを学んでみてはどうでしょうか?



<ひとりごと>
今回の騒動は、無関心と極端な恐怖心がもたらしたものだと感じています。
日本を含む各国は中国に感染を抑え込む責任を必要以上に課しました。
そのため、自国で感染が広がると極端な政策に出てしまったと私は感じています。
中国の義務は「正しい情報公開」に限られるべきです。
誰かに責任を負わせすぎると、そのつけは自分に巡ってきます。

日本でも極端に心配する人や、逆に無自覚な若者たちに分かれている気がします。
「正しく恐れる」大事さをひしひしと感じています。

一方、不可思議なのが欧米のマスク不要論です。
WHOまで防御のためのマスクは不要だと言っているのは驚きました。
日本の感染者数も検査不足もありますが、
マスク着用や潔癖な手洗いが有効となっている気がします。
そう思っていたら、オーストラリアの首相が
「マスクを着用する習慣がないのは理解しているが、マスク着用してほしい」
と言い出しました。
適切な判断をする政治家だと感じました。


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