修学院離宮参観 -青春18きっぷの旅―

9月5日、修学院離宮参観に行ってきました。

朝5時少し前に起きると、雨が降っていました。
ついていないなぁと思いつつ朝食をとり、
支度を終えると雨はやんでいました。

「神領」5時40分発の電車は1両目なのに満車になりました。
私は座れたのでラッキーでした。
「名古屋」「大垣」「米原」とそれぞれ乗り継ぎ時間が短いので、
冷や汗をかきました。

修学院離宮へは、京都市バス「修学院離宮道」か、叡山電鉄「修学院」かです。
ものすごく迷ったのですが、知らない場所の市バスはとても不安なので、
料金は高いけれど「山科」から地下鉄で「三条京阪」(260円)、
「三条」から京阪で「出町柳」叡山電鉄で「修学院」(400円)を選択しました。

「山科」で、地下鉄はどこだと迷ったので、正解だったようです。
(目の前にありました。(;^_^A)

「出町柳」改札でタッチすると210円だったので、あれっと思いました。
叡山電鉄はワンマンカーです。
鞍馬行に乗ります。

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乗ったのは後部車両。
後部車両にも料金箱がありましたが、
先頭車両から降りるよう、アナウンスがありました。

写真ではアップしないとわかりづらいですが、
修学院は210円となっています。合計で420円!!
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修学院で降りるときに、マナカをタッチすると、
190円となりました。(210円+190円=400円)
やはり、連絡割引があったのですね。

「修学院」には9時14分着。
駅の前にフレスコというスーパーがあったので、
昼食を買っておきました。

駅から左側から踏切を越える行き方がわかりづらかったですが、
あとは、ほとんど一直線。
9時半ごろには到着しました。
無事1番乗り、と言いたいところでしたが、
すでに門の前の椅子には皆さん大勢座って見えました。

受付開始は20分前から。
トイレも外側にはありません。
もちろん、中にも入れてもらえません。

9時40分に、参観許可証を一番に出し、
受付でバーコードを読み取ってもらいます。
身分証を持参するのを忘れていましたが、
保険証で大丈夫でした。

トイレは待合所にありました。
待合所はクーラーも効いて快適です。

5分前になると、修学院離宮の案内のビデオが流れました。
10時に案内担当の女性が待合所にみえました。
「苔のある場所は足を踏み入れてはいけないけれど、
あとは、どこで写真を撮って頂いても結構です。
建物の中も外からになりますが、撮影できます。」
と説明されました。

いよいよ、修学院離宮見学です。

以後の記述はガイドさんの説明と、パンフレットの内容を合わせたものです。
修学院離宮は、「下離宮」「中離宮」「上離宮」から構成されています。
「下離宮」と「上離宮は」別荘としての性格をもち、
「中離宮は」住居として使われたので、
遊ぶための空間、生活のための空間として、
庭の作り方も違ってきています。

<下離宮>

御幸門から中に入ります。
きちんと錠がかかっていて開けます。
御幸門は屋根は杮葺き、板戸には花菱紋の透かし彫りがあります。
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さらに中門(また鍵を開けます)をくぐると庭園が見えてきます。
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青紅葉がきれいでした。
紅葉の季節にも行きたいな。
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小川の流れが庭の中にあるのも好きです。
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寿月観は創建当時のものでなないけれど、
文政年間に旧規のとおりに再興されたもので、
「寿月観」の扁額は後水尾天皇の宸筆だそうです。
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一の間の「虎渓三笑」の襖絵
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琵琶床と飾り棚
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小さいのは床の間ではなく、琵琶床。
上の写真ではわかりづらいので、別の角度から。
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二の間の杉戸は光格上皇のお好みの物で、
仙洞御所から移したと伝えられているそうです。
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この建物の目の前にもせせらぎがありました。
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出口にも門があり、鍵をあけます。
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東門から出ると、山々が見えました。
比叡の霊峰、東山、北山だそうです。
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門の反対側、こちら側が正面なのでしょうか、番号がついています。
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松並木を中離宮へ向かいます。
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松の向こうには田園風景が広がります。
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<中離宮>

中離宮の門
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中の庭園
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中門。大きな門ではなく、左手の勝手口から入ります。
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楽只軒
楽只軒は、光子内親王のための最初の建物だそうです。
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お庭
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一の間の吉野山の桜
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「網干の欄干」
漁村で網を干した形を表している低い手すり。
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楽只軒の扁額
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青紅葉もきれいです。
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客殿
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客殿は見どころ満載です。
まず、杉戸(祇園祭の鉾の絵)
作者は狩野敦信だと言われているそうです。
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次は一の間の飾り棚。
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この飾り棚は天下の三棚と称されているそうです。
(桂離宮の桂棚、三宝院の醍醐棚)
互い違いに配された大小15枚の棚板がいかにも霞がたなびいているように見えることから、
「霞棚」
と呼ばれています。

杉戸(鯉)
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作者不詳ですが、丸山応挙の筆と伝えられています。

華やかな襖絵
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全体像を映したくてパノラマにしたら、ちょっと歪んでいますね。
改めて正面から。
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この向こうには林丘寺が続くそうです。
(こちらは見せてもらえないんですね。)
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ぐるっと回って、楽只軒の反対側から。
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今度は「楽只軒」の額正面から撮れました。
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再び松並木を行きます。
入り口には竹が置いてあります。(反対側も)
もともとは、田園風景を楽しむための場所で、
路はあぜ道だったそうです。
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ところが、明治天皇陛下がいらっしゃり、馬車でお通りになるため、
路をひろげたそうです。
その後、道が広すぎるので、松を植えたそうです。
ちなみに「御馬車道」と呼ばれています。

松は手入れがよくて美しいのだけれど、
そういう話を聞くと、邪魔に感じてしまいます。
両側に田園風景が広がる景色が見たかったかな。

延々と暑い中を戻っていきます。
そして、同じくらいの距離を今度は上離宮へ向かって歩いていきます。

<上離宮>

さぁ、門に到着!
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浴龍池
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池の中島は今では緑豊かだが、
かつては岩がごつごつしていたそうです。
その様子が龍が水浴びしているようだったため、
この名前がついたそうです。

この池は人工池で、ダムのようなつくりになっているそうです。
下は絶壁になっていて岩を積み上げることで、
池の水の重量を支えているそうです。

この池を造るにあたって、工事を請け負う側と依頼者の間のせめぎあいがあったそうです。
請負側は重量を少なく浅くしたい。
一方、依頼者は舟遊びをしたいので、深くしたい。
その間をとって、50cmから深い場所でも1mまでの深さになったそうです。

さらに上に登ってきました。
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上から眺める浴龍池
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隣雲亭
この建物は休憩場所だったので、
簡素であまりみる所はないそう。
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唯一凝っているのが、「一二三石」
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軒下のたたきで、
漆喰に小石を一つ、二つ、三つと埋め込んであります。

再び浴龍池
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千歳橋
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楓橋
名前の通り青紅葉で埋め尽くされていました。
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ここを渡っていきます。
気分はお姫様。
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窮邃亭(きゅうすいてい)
文政年間に修復はあったものの、創建当時の建物で現存する唯一もの。
「窮邃」の扁額は後水尾上皇の宸筆。
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開放的な感じです。
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池の蓮は、季節にはとても美しく咲くそうです。
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これは船着き場かしら?
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「船着き場」の案内があったのは、こちらでした。
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松並木を戻り御幸門へ。
修学院離宮よ、さようなら。
これが0円、とっても充足した時間が過ごせ、大満足です。
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ちなみに、往きの交通費をプチ贅沢したので、
帰りは、節約して京都市バス(230円)で帰りました。

<今回かかった費用>
交通費 660円+230円=890円
昼食代など   470円
レジャー費  三十三間堂 600円
――――――――――――――――――――
  合計     1,960円

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