「人生」万事塞翁が馬

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zoom RSS 女性の人権と仕事

<<   作成日時 : 2018/10/12 19:23   >>

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とある場所で、女性の仕事の件で話をする機会がありました。
たまたま、思いついたことを話したので、分かりづらかっただろうと、整理してみました。

私が、派遣で仕事をしていた時のことです。
子供が熱を出して病院へ連れていくため、仕事を休みました。
職場は私一人で仕事が完結するので、仕事上の支障はなく、上司からも許可が得られました。
 
問題は翌日、休憩所で昼食をとっていた時の事です。
Aさんに「昨日どうして休んだの?」と聞かれ、
つい、「子供が熱を出して」と話してしまいました。
2〜3日位、口を聞いてもらえないのは気にしていませんでした。
暇なので本を読んでいると、「私は本が嫌いなの。私の前で本を読まないで」と言います。
そのため、昼食がすむと、仕事場で本を読むことにしました。
その後いじめが始まり、仕事に支障が出るレベルにまでなってしまいました。

コピー機の使用は、私の使用順は原則としては他の部署の次になっていました。
そのAさんが次々と急ぎではないコピーを他の人たちから集め、
私が使うことが出来ないようにし始めてしまったのです。
ある日、1時間以上コピー待ちをしていて、
上司が激怒しました。
「いったいこの人の時給はいくらだと思っているんだ。
1時間当たり、1700円だから、派遣会社へは3400円払っているんだ」と。

Aさんとは、派遣会社は同じですが、仕事部署は異なります。
私がどういう理由で休んでも、仕事に支障をきたしたわけではありません。

「ブスの何が悪いの!ハゲた人の前で、髪の毛の話をしたら失礼でしょ!」
という、ネガティブな彼女の心情はよくわかりませんでした。
彼女に不細工だと言った事はありませんし、子供の話ばかりをしたわけでもありません。
たった一言、休んだ理由が「子供の熱」だったと話しただけです。

Aさんの上司で仕事の出来る独身女性の方(Bさん)が、
よくわかる解説をしてくれました。

「あなたは何も悪くありません。
ただ、家族の話をしただけ。
家族の話をすることは悪いことではありません。
問題は、『子供がいないと半人前』みたいな言い方をする人がいることです。」

「さきほど、あなたの時給が1300円から1500円になり、1700円になった話を聞きました。
Aさんの時給は900円です。
あなたは大学生の子供が2人いて、優秀。
一方Aさんは、結婚も出来ずに、仕事もできない。
同じ派遣会社なので、いつも比較されていました。
仕事の出来るか出来ないかだけを比較すればいいものを、
男性の方は『結婚』したひとと出来ない人、
美人かブスか、を問題にします。」

あなたは何も悪くないけれど、
結婚や子供の有る無しで女性を評価する男性が多いのは問題です。
これはよく覚えておいてね。」


ちなみに私は団子鼻で顔も大きくて、少し太め。
Aさんに嫉妬されるほど、美人ではけっしてありません。
その話をしたら、その女性は笑いながら「でも、癒し系だよね」と笑っていました。

すると、当のAさんは、キャリアウーマンの上司Bさんに向かって反論しました。
「あなたは、美人だから不倫を楽しんで、結婚しなかっただけでしょ。
私のように、結婚できなかったわけではないから気持ちが判らないのよ。」というのです。

Bさんは、
「私は、仕事に対する姿勢について、言っているの。
あなたは、仕事に対してどれだけの努力をしているの?
向上心のある人を見習わなきゃとは思わないの?」
と言ってくれました。

するとAさんは逆切れをしました。
「勉強するのも生まれつきの能力、
努力できるのも生まれつきの能力、
私は勉強する能力も持ち合わせていないし、
努力する能力も持ち合わせていない。
私が持っていない能力について、要求するのはやめてください。」
と言いました。

Bさんは、仕方なく
「能力がないというのなら、コピーを手早くするとか、
お茶を美味しくいれるとか、細かな事に気を配るとか、
周りが楽しくなるようにムードメーカーになるとかする方法もありますよ」
と言いました。

すると、Aさんの逆切れはさらに続き
「美人だからって、仕事が出来るからって鼻にかけて、いやな女。
コピーは嫌いなの、お茶を入れるのも大っきらい。
細かな気配りの出来る能力は持ち合わせていません。
ムードメーカーなんて私には無理。
どうして、私の出来ない事ばかり言われなきゃならないの?」

Aさんの言葉にさすがのBさんも腹を立て、
派遣会社に苦情を入れました。
その結果、Bさんは解雇されたそうです。

Aさんは極端なネガティブ思想ですが、
「結婚できない、器量がよくない、子供を産んでいない」人が
さらに「仕事が出来ない」と、半人前のように言われていました。

「結婚しない、子供を産まない」女性が
悪いかのようにいわれるのは今も変わらない気がします。

Aさんは極端であるけれど、そこまで追い詰める世の中の風潮にも問題があるのかも、
と今では思えるようになりました。

男性同様に頑張る女性だけが「働く女性」として評価される世の中。
それが、出来ないのなら「結婚して子供を産め」という世の中。

せめて、Bさんの主張だけでも、当たり前の世の中になってほしいものです。


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<追記>
当時の派遣会社は現在と違い、専門職意識に満ちていました。
そのため、「知らないことは、知らないと言うように」と教育されました。

コピー機で思い出しましたが、
上司に「コピー機の使い方はわかりますか?」と聞かれ、
「家庭用のコピー機程度の使い方しか分かりません」と答えました。
当時は、家庭でのプリンタ普及が進んでいなかったので、
「家庭用のコピー機?」と怪訝な顔をされたので、
「正確には、コピー機能のついたプリンタです。複合機とも呼ばれます」と言いなおしました。
「コピーはA4の範囲内ですが、%単位での縮尺・拡大が出来ます。
もちろん、スキャナー機能も付いていて、パソコンに画像として取り込めます」
と説明しました。

その複合機は、「部単位」という機能がついていましたが、
最初のページが下に来てしまうので、役に立たないと思っていました。

派遣元のコピー機は最新型でした。
上司に分からない点を聞かれて、
「『部単位』の他に『逆順』というのが有りますが、
ひょっとして、これって同時に使えますか?」と尋ねると、
「やっとその質問をしてもらえた。誰も質問しないので困っていた。
もちろん、同時に使えます。
自動でホッチキス止めも出来ますよ。」と教えてもらいました。

コピー機は、ホッチキスを止める位置が決まっていて、
左上には出来なかったので、その機能は使いませんでしたが。

ちなみに、Aさんは、「コピー機の使い方がわからないなんて信じられない」と吹聴しました。
また、「プリンタでコピーが出来るなんておかしな事を言っている」とも言っていました。
(ばかばかしいので、ほおっておきましたが。)

あるとき、「部単位」と「逆順」を使っていると、ある女性が「今、何をしたの?」
と質問しました。
使い方と意味を伝えると、「コピー後に順番を並び替える必要はないの?」
と念押しされました。
「それは、コピー機がやってくれますので。
私は使っていませんが、ホッチキス止めも出来るそうです。」
と伝えました。

後から思うとそれが、Aさんの上司のBさんでした。
「コピーする人が休んでいるのに、大量に配布資料を作成しなければならないのでどうしようかと思っていた。
ボタンを押すだけでいいのね。」と喜ばれました。

ちなみにAさんはBさんから注意を受けると、
「私は教えてもらえなかった。
ブスは教えてももらえない」と不平をもらしました。

私の上司は「『コピー機は使えます』というから教えなかった。わからなかったら質問しろ。」と怒りました。

私へのいじめは、この一件も関わっているかもと今は、思います。


この事を未だに覚えていたことの意味は、
@Aさん自体の問題(極度のネガティブ思考、全てを人の責任にする)
AAさんを追い込む職場の雰囲気

その当時は、「ブスのくせに仕事もできない」という叱り方をしても、
問題視するのは、一部の人だけでした。
パワハラという言葉はまだ存在せず、
セクハラも性関係の強要に限られていました。

言葉の暴力の与える影響も、教えられる機会は少ないと感じています。
Aさんのような極端な人がいたからこそ、そういう言葉がいかに人を傷つけるかが判りました。
普通の人は我慢してしまうのでしょうね。

仕事が出来ない人の中には、自分が仕事が出来ないという自覚すら出来ない人をみかけます。
そういう人の人権と仕事との兼ね合いをどうしたらいいのか?
自分の中で答えはまだ出ていません。
出来ないことと、その人の人権を尊重することは別物、という世論を高めたいと感じています。

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